本学経済学科の巽 一樹(たつみ かずき)講師が、青森学術文化振興財団の助成を受けて実施する「少子高齢社会における育児政策及び地域振興政策に関する研究」事業の一環として、11月12日(火)、本学の543教室で総務省地域力創造アドバイザーの萩原 幸亮(はぎはら こうりょう)氏を講師としてお迎えし、「地域が抱える人口減少問題及び活性化について」をテーマとする招待講演を開催しました。
萩原氏は地域おこし協力隊事業支援など、農林水産省や総務省の事業により、これまで30以上の自治体で、都市部の人材の地域での活躍と定着について取り組まれており、それらの現場での経験に基づく、地域の課題解決について講演していただきました。
また、招待講演に続き、本学のコンピュータ実習室で、本学の学生が参加したミニワークショップが開催され、学生から青森市における出生率の改善や人口定着についての政策提言が行われたほか、萩原氏からアドバイスをいただきました。
約70名の参加者は、萩原氏による実体験に基づくわかりやすい講演と、ワークショップを通して、人口減少問題を抱える地域の活性化の方策について理解を深めました。