経済学科
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真に豊かな社会を築くための、ロマンあふれる学問

  経済学の根底にあるのは、「世の中の貧困や社会の疲弊を是正し、真に豊かな人間社会を築く」という熱いハート。だからこそ経済学科では、ロマンの心を持ちながら、現実の経済を観察する力を養い、今日的課題を分析する最新の経済理論を修得するカリキュラムを設定しています。これから日本の未来を背負う若者たちに育んでほしいのは、自らの問題を考え、議論を組み立て、解決の方向性を提示する力。激しい変化に直面する社会を見据える眼力とともに、幅広い視野から変化のメカニズムを見通す思考力を兼ね備えた、明日の社会に貢献する人材の育成を目指します。

教育方法の特色

  1. 理論による分析とデータによる実証的分析を有機的に関連させた講義
  2. 「分かる」講義と「発見する」体験学習を効果的に組み合わせた指導
  3. 教育と学生の距離を縮め各人の問題解決能力を育む少人数クラスの演出
  4. 「なりたい自分」を見つけるために設定された3つの履修モデルと全面的な支援体制
  5. 基礎科目から多岐にわたる応用科目まで段階的に配置されたカリキュラム

学科のディプロマ?ポリシー(学位授与方針)

  1. 金融、証券の専門知識をもとに、各種企業、組織でのファイナンスの問題を解決できる人材
  2. 行政や非民間部門における政策分析を行う能力をもつとともに、プロとしての評価や判断が的確にできる人材
  3. 企業経営、地域経済、国際経済等の様々なレベルで生起する経済問題を分析する能力をもち、それを解決できる人材

学科のカリキュラム?ポリシー(教育課程の編成?実施方針)

 ディプロマ?ポリシーで示された各々の人材を育成するための履修モデルを作成し、それらに基づき科目を配置する。すなわち、

  1. 金融、証券の専門知識をもとに、各種企業、組織でのファイナンスの問題を解決できる人材を育成するための履修モデルに基づき科目を配置する。
  2. 行政や非民間部門における政策分析を行う能力をもつとともに、プロとしての評価や判断が的確にできる人材を育成するための履修モデルに基づき科目を配置する。
  3. 企業経営、地域経済、国際経済等の様々なレベルで生起する経済問題を分析する能力をもち、それを解決できる人材を育成するための履修モデルに基づき科目を配置する。

育成する人材像

 経済学科は、「社会?経済の発展のために経済学を学び、貢献したい」というロマンの心を育むために、できるだけ現実の社会?経済のさまざまな課題に触れさせ、絶えず現実を考えるような教育、また経済の仕組みを体験できるような教育を行います。

<育成する人材像>
 現実の社会経済を見据え、経済的諸課題に対して経済分析手法を用いて解明し、諸政策?市場戦力を企画、実行できるプロフェッショナル

人材育成モデル

(1)育成する人材と進路

 経済学科では、現実の社会経済を見据え、様々な経済的課題に対して経済分析手法を用いて解明?解決できるプロフェッショナルの育成を目指しています。とくに、次のような分野で活躍できるプロフェッショナルな人材を育成したいと考えています。

  1. 企業経営、地域経済、国際経済等のいろいろなレベルで生起する経済問題を分析する能力をもち、それを解決できる人材
  2. 金融、財政、証券の専門知識をもとに、各種企業、組織でのファイナンス上の問題を解決できる人材
  3. 行政や非民間部門における政策分析を行う能力をもつとともに、プロとしての評価や判断のできる人材

銀行員、証券ファイナンス担当、地方自治体等の公務員、NPOのリーダーなど皆さんが描く将来の進路に役立つようなキャリア形成ができるように、経済理論の修得や統計?計量分析手法の修得に努力してください。

(2)能力育成プロセスとカリキュラム

1年次 経済学への動機づけ
経済学とは何か、経済学的な考え方や経済の基礎理論を学ぶとともに、会社?施設見学等の体験?観察学習を通じて経済の現実を捉える
2年次 基礎理論の修得
経済理論の修得はもちろん、具体的な応用を初期の段階から導入。同時に、実証的分析のための基礎理論を学修。
3年次 問題解決能力の育成
より高度な応用理論を学ぶとともに、演習によって応用能力と問題解決能力を修得。加えて、プレゼンテーション能力の基礎を身につける。
4年次 説明能力の養成
演習を中心とした分析能力?プレゼンテーション能力の向上を図る。さらに卒業論文の作成により、レポート作成能力を高める。


 能力プロセスとして、カリキュラムには、

(1)1、2年次には「基礎科目」として経営経済学部として基本的素養を身につけるのに必要な科目と、経済学科のコア科目としての「ミクロ経済学」、「マクロ経済学」および各応用的な分野の「基幹的な科目」を配置しています。 

(2)3年次には、皆さんが選ぶ将来の進路へ対応できるよう専門的な知識を修得する多彩な「展開的な科目」を配置しています。 

(3)4年次には、「卒業研究」を配置しています。
この4年次の演習科目では、3年次までの学修内容を卒業論文として仕上げることとなります。

(3)キャリア形成モデルと履修モデル

 経済学科が育成する人材像に照らして、キャリア形成のための3つの履修モデル、(1)ファイナンス、(2)公共政策、(3)分析能力育成という3つの履修モデルを例示しています。 
 これらの履修モデルはあくまでも参考ですので、皆さんの意思で自由に選ぶことができます。たとえば、各モデルの中から少しずつ選択しても自由です。さらに、自分の進路に合わせて自己啓発科目(12単位)を効果的に使い、自分の得意な能力を活かす自分独自のカリキュラムを構成してください。この自己啓発科目(12単位)は、経済の専門分野、外国語、情報、教養、他学科の専門科目など、どの分野の科目に振り向けても構いません。ただし、制限のある科目は除きます。
 詳しいことは、経済の教員と相談しながら、自分の進路、やりたいことに合わせて効果的な学修と能力育成ができるよう皆さん独自のカリキュラムを作成し、キャリア形成に役立ててください。

人材育成に応じた履修科目の例示

3つの履修モデルに対応する科目の編成については 科目編成表 を参照。
※ DP1~DP4は、ディプロマ?ポリシーの4項目に対応しています。
 また、履修モデルごとに科目名が色分けされています。

科目編成表

1年次2年次3年次4年次
  • 他学科学生が履修できない経済学科の科目
    経済導入演習、フィールドスタディ、経済演習Ⅰ、経済演習Ⅱ、卒業研究(経済学科)
  • ○印は必修科目の単位数 、( )印は選択必修または選択科目の単位数
  • 「卒業研究科目」は、「卒業研究」(自学科?教養?ACB 4年次通年4単位)と「代替科目」(自学科の未修得基幹?展開科目の中から4単位分を4年次在学中に修得すること)との選択必修とする。
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